大工の強み
大工の仕事は、建物の柱、梁、天井、外壁、内壁、床の全体の下地を造るところから始まります。下地が仕上がると、電気、設備、クロス等の専門職人と入れ替わり内装が仕上がってくると次は、最後の仕上げの建具の取り付けや棚、家具などの造作が始まりより繊細な職人技術が必要となります。下地ではほとんどが最終的には見えなくなってしまうところですが、そういったところこそ手間をかける必要があると考え、この先、10年後、20年後の経年劣化を最小限に防ぎ、いつまでも快適な空間を造るのが私たちの仕事と考えています。私たちは綺麗な仕事をすることだけがお客様にとっていい職人だとは考えていません。お客様のライフスタイルやビジネスプランをよく考え、プロじゃなければなかなか出せない発想を提案できることがプラスαとなって、よりお客様を手助けすることが大工の強みと考えます。
大工は、1番最初の工程に入る職人の1人であり、最後の仕上げを収めるのが大工職です。今後のトイレやキッチンなどの配管、電気の配線等の事を考慮しながら施工する必要があり、大工の技術も大事ですが何よりも現場の仕上がりのイメージが見える事で、工事全体の流れ、段取り、作業をより丁寧で効率的に行うことができ、工程に無駄がなく、より一層お客様のご要望に添ったリフォームになります。
段取り八部、仕事二部という名言をよく建築業界では耳にします。たくさんの職人、たくさんの材料を必要とするリフォームの事前準備の段取りにかかっていると言っても過言はありません。大工の経験と知識が活きるのはプランニングから施工までのスムーズな流れを確保し、工期の遅れや予算オーバーを防ぎ、お客様に最善の仕事ができるように心がけています。
アルルリフォームでは、お客様とのコミュニケーションを大切にします。リフォームをカタチにするには、間取りから材料、デザイン、器具、設備等たくさんの打ち合わせが必要になります。時には施工中に他の案と迷いが出てしまうことや変更をしたい事が出てくる事もあります。私たちの強みである現場の状況を理解した担当責任者の大工がお客様と直接打ち合わせをするので、お話がスムーズになりお悩みがある場合でもその場で発想の提案が可能になります。